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IOM AWANAMI 初号機の製作 オリジナルのラジコンヨットの作り方(IOM AWANAMI編)

ラジコンヨット IOM AWANAMI壱号機の製作(準備編1)( Rev0.0)

今年はAWANAMI壱号機を設計し製作しようと思っています。

将来的にレースに耐えられるものとするために零号機を製作した経験を基に修正、再設計していこうと考えています。

零号機からの修正点

先ずはAWANAMI壱号機を製作するにあたり零号機で解った修正点を整理しておきたいと思います。

ヘルム

現状はリーヘルム傾向・・・。

なのでマストピボット位置はそのままでキールを前方向に出来るだけ移動しておきたい・・・。

足りない場合はラダーの面積を減らす方向で調整する事とします。

ここについてはセールのセッティングでも対応がある程度可能。

なので今一度現状の零号機を修理しデータを取り直す必要はあります。

ここは全体のバランスなのですが・・・。

トータルで考える時に限界を知っておく必要があると思っています。

基本的には標準的なセールセッティングでジャスト~若干ウエザーヘルムとなるようにしたいです。

ハル

外殻全体の厚みを1.2mmにします。(ハルが一部割れたため。)

将来的にはFRPでの整形を行う方向です。

ですが3Dプリントでハルを作成する間は1.2mmとします。

さらに現状PETGフィラメントを利用していますが最適な材料があれば変更も視野に入れ再検討します。

それに伴い内部のリブはかなり減らせるとは思うのでリブは必要最低限とします。

外殻は大幅な重量増(0.8から1.2mm)となる事が予想されます。

なので設計時は極力軽量化を心がけて設計するようにします。

重量的に余裕があれば内側からグラスでグラッシングしてもいいかもしれないです。

後は・・・

ジブ下端のピボット部のフックの高さが浅くいまいち・・・。

なんで次に作る時はもう少し深くするつもりです。

その分ジブブームは低く設定出来るようになると思います。

ハル分割サイズ

高さ方向210mmのプリンター(自分の持っている小さい方のプリンター)でプリント出来るよう分割数を増やします。

これは単に手離れが良いのとサポート材がその分減らせてプリント時間の短縮につながるので。

プリント時の失敗も分散できるはずです。

接合部のフランジ部の厚みが過剰だったのでその幅と高さは減らします。

バウ形状

現状ではあえてバウの予備浮力をほとんど持たせていませんでした。

基本的に微風域に特化した船なのでその風域では不要と判断していました。

しかしこれをやめて喫水下の形状を出来るだけ変更せずにバウ先端の高さを最大限確保する事とします。

この事によりバウの予備浮力をある程度確保しバウ沈時の必要なバウ先端高さの見極めを行います。

加えてウエーブピアサーとしての形状を極力維持し微風時のデメリットにならないよう配慮します。

この事によりバウ先端からハル中央にかけてのバウ上面の形状デザインを再考します。

スターン形状

予備浮力が少ないのに幅が広すぎるようです。

現状のスターン幅は維持し最大幅の位置を上方向になめらかに上げる方向で検討します。

高さ方向が確保できない場合はチャインを付けてスターンの幅を確保しつつ高さの抑制をするつもりです。

併せてラダーの軸の取り付けのための工具穴の位置を上げて浸水対策をする事とします。

キール

前縁の強度UPとたわみ対策が必要・・・。 

前縁へのカーボンロービングの追加と片面3K4プライでの整形に変更します。

(現状2プライ・・・。)

この事によりキールの全体的な強度UPとねじれ対策、キール衝突時の破損対策になると思います。

バルブ

バルブ位置は平水時でもスターンを引きずらない前後位置とします。

平水時でのスターンの喫水上下位置を再検討する事にします。

スターン形状と合わせて浮心前後位置が現状より前に移動しないよう配慮する必要も( ^ω^)・・・。。

ラインズ設定時に注意して浮心位置と現状のハルとバルブの重量中心の差を把握しておこうと思います。

さらに現在のバルブ単体での重心高さをさらに下げるため

断面形状を楕円形としてバルブ自体の高さを少なくすることとします。

出来ても重心の高さは数ミリ減る程度だとは思うんですが・・・。

一応さらなる限界を狙う事とします。

現状のおむすび断面形状よりは表面積が減らせそうなので。

ここはその度合いとバルブ全長にもよるのでほどほどに( ^ω^)・・・。

後端にリップを設定して後端の形状を安定した形状となるように( ^ω^)・・・。

バルブ後端をゴムで尖らすのは結構難しかったのと保管時にそのゴムが曲がって結局よくなさそう( ^ω^)・・・。

ここも含めてトータルの表面積を減らせるように再度検討する事にします。

前面投影面積については現状を出来るだけ維持しようとは思っています。 

リグ

マストクレーンの強度不足への対応・・・。

カーボンt2では強度不足のため厚みをUPすると軽量化につながらない・・・。

クレーンの長さを確認しSailsetcの物に交換できないか検討します。

スプレッダーの幅が大きすぎる・・・。

適正な幅に変更しジブトッピングリフトとの干渉を避けるため

幅を太くし外れやすくなるような形状を検討します。

マストラムが一部リグのセッティング時に押せない・・・。

この事についてはハル側で対応するか押しネジの延長もしくはその両方で対応します。

電装品

ウインチサーボのスピードがやっぱり遅いです。

ウインチサーボをRタイプに変更します。

https://www.radiosailingshop.com.au/index.php?main_page=product_info&cPath=16&products_id=1159

ここは当初の予定通りです。

マグネットSWの搭載位置がいまいち( ^ω^)・・・。

蓋の裏にマグネットSWを付けてるんですが・・・。

ハル側に固定して配線をすっきりさせることにします。

シートレイアウト

各部品の交換が現地で出来るよう見直しします。

現状ノープラン、他艇を参考に( ^ω^)・・・。。

ウインチドラムをウインチサーボから外してウインチサーボのみ外せるようにはしておきたいです。

ここは整備性UPの観点からも必須ですね。

ウインチサーボの搭載位置もマスト前とした方がマスの集中化が図れそう( ^ω^)・・・。

(BritPOPとかがマスト前に配置なんですよね。)

なのでそのあたりも含めて再度検討します。

今後の作業の予定

現状の零号機の補修を行いヘルムの再確認、バルブ位置の修正を行って確認しておきたい( ^ω^)・・・。

なので零号機の破損部分の補修、修正を行っていきます。

記事

R0.0 新規作成 2025.02.21

-IOM AWANAMI 初号機の製作, オリジナルのラジコンヨットの作り方(IOM AWANAMI編)
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